2020/07/13|先生Interview
みなさん、こんにちは!Selan広報担当のHanaです!
今回も、前回の記事に引き続きお迎えシスターで実際に働くメンバー・先生それぞれのバイリンガルストーリーをご紹介していきたいと思います。
さて、今回のトピックは ”オーストラリアの大学受験と授業の中身とは?”についてです!
前回同様、オーストラリアにある2つの異なる高校に通い、卒業後オーストラリアの大学へ進学した、Selanで働くMadokaにお話を伺いました!
まだ ”日本の中学校からオーストラリアの現地高校へ進学した道のり”の記事をお読みになっていない方は是非こちらから★
やはり3年間のオーストラリアでの高校生活を振り返ってまだ物足りない、もっと英語力を高めたいと思ったことが大きな理由です。
また、友達もオーストラリアにおり、現地の生活もとても楽しかったので現地の大学進学を決めました。
オーストラリアに滞在していた知り合いの日本人は日本に戻り、皆日本の大学へ進学していたので私のようなケースは珍しいかもしれません!
ここは本当に日本と異なる点ですが、基本的にオーストラリアは大学進学のための入学試験はありません。
大学受験に必要なものは簡単に分けて2つ。
①高校3年生の最終試験の成績
②高校卒業時に全員が受ける High School Certificate の成績(いわゆるセンター試験、アメリカのSATのようなもの)
オーストラリアでは、Year 11(高校2年生)とYear 12(高校3年生)は全ての科目が選択式になっています。
科目は学校のカウンセラーと相談しながら自身の得意科目や将来の方向性に合わせて選択し、その選択科目が高校3年生の最終試験の科目となります。
そのため、科目の難易度や進学したい大学の学部のレベルとのバランスを考えることが非常に重要になります。
正直、とっても大変でした!笑
課題で出されたEssayなどは平均点に届かず。。
やはり英語力で現地生徒より劣る部分があるので、どうしても試験時間が足りない場合は先生に直談判をして特別に試験時間を延ばしてもらったりしました。
また、オーストラリアの学校では日本語の授業があるのですが、あえて日本語の授業を取り、先生のアシスタントなどをして良い成績を貰っていました(笑)
本当に勉強面では先生と友人に助けられ、結果的にQueensland University of Technologyに合格し International Business and Marketingを専攻することになりました。
実は途中、James Cook University(JCU)へ編入したのですが引き続きそこでもInternational Business and Marketingを専攻しました。
大学の先生は社会人経験者の方が多く、例えば会社経営をしながら教鞭を執っている先生などがほとんどでした。
その為、学生では知り得ない知識を要する課題や実践型授業も多かったです。
①イベントマネージメント
クラス全体がグループに分かれて大学のイベントのマネージメントを1から行う実践型の授業でした。
お題は「How do we increase number of international students coming to our university」でした。
資金調達、パネル発注からリスクマネジメントまで全て生徒が行うため2か月くらい準備を要するマネージメントの授業で、とっても面白かったので印象に残っています。
②ディベート
物流に関する授業で、ロールプレイを行いました。
私は秘書役を担ったのですが、そこで英語でのアジェンダの取り方、メモの取り方などを学び、非常に実用的な授業でした。
他の授業も基本的にケーススタディなどを用いた授業が多く、社会のことを学生に理解してもらうことに力を入れているように感じました。
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さて、今回の「現地高校からオーストラリアの大学進学まで」、いかがだったでしょうか。
次回も引き続きお迎えシスターで働く先生たちに次回からどんどんインタビューをしていきたいと思っています!
お楽しみに☺